2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

テンパー

食堂の一角で、プロパンガスのコンロをゴロゴロと持ち出して、テーブルを組み立てて、屋台の準備をするオバちゃんをみていて思ったこと。とにかく、テンポラリー(一時的)なものが多いのだ。屋台はバイクの横にくっつけて移動できるようになってるし、電柱…

細胞の繁殖

急に寒くなって雨がふったために、屋台や壁のない食堂が休んでいた。ましになった今日、近くの食堂で温かい麺を久々に食べていたら、食堂の前で肉まんやあんまんを売るオバちゃんがやってきて、準備しながら食堂の手伝いもしていたのを見ながら思ったこと。…

アボガドジュース(ヤンゴンおまけ)

ヤンゴンのアボガドは大きかった。日本で販売されているのより、長さで1.5倍くらい。体積でいえば2倍以上大きくは見える。ずんぐりむっくりの身体が、さらにずんぐーりむっくーりになっていて店頭で並んでいた。んで、あちこちでみかけたのは「アボガドシェ…

ずるり、ずるり。

わたしにとって、タイはふるさとみたいな場所です。 わたしにとって、チェンマイはおばあちゃんやおかーさんの分厚い手のような場所です。別にとりたてて好きなものがあるわけでもなく。人とごはんはすきなんだけれども、町が変わっても変わらなくても、なん…

はだしで走る

今、住んでいるところは、普段、オーナーはいなくて、英語ができないスタッフに、身振り手振りイラスト付きで「タオルがなーい。」「トイレットペーパーがなーい」「ゴミ袋が消えたー!」と、毎週掃除の度にツッコミをいれる羽目になる。いつもスマホのイア…

アジアの洗礼

ヤンゴンではいろいろあったけれど、午後には発つ・・という最終日にお腹を壊した。といっても、吐き気も痛みもなく腸が一人で勝手に元気に動いている・・という状態。吐き気はともかく痛みもなかった。初日はオーナーにおかゆの売っているところを聞いたら…

日本人だから(ヤンゴンあるき10)

午後遅くになって、川の方に歩いていった。明らかに5つ星と思われるホテルがあったので、ラフな格好でもなかったので、手にもっていたビニール袋入のジュースをカバンにしまって入った。東南アジアの良きホテルは、きらびやか過ぎない落ち着いた格式と温か…

川の向こう側(ヤンゴンあるき11)

「降りないの?町をを見てみるといいわよ」とある女性に言われたので、降りることにした。予定もなく船にのったし、ここがどこなのかもわからない。そのまま引き返せば確実に帰れるし、船の便もいつあるのかもわからないし、もうすぐ日が沈む。船乗り場の近…

萌え萌え(ヤンゴンあるき9)

ヤンゴン最終日。布から生み出される美しい服を見たくて作りたくて、タクシーと徒歩で街中をうろうろとしていた。観光客も訪れる一番大きな市場や、現地人しか見当たらない木造の市場。布で溢れかえるビルや、大学生が集まるエリア、様々なショッピングセン…

アンテナが導く場所(ヤンゴンあるき8)

いろいろと歩き回っていたつもりだったけれど、発展して整えられた場所に足が向かったのは、友人が帰る数時間前だった。金融街と思われるその街は、シンガポールやバンコクのようなビルがいくつか会ったけれど、ロンジーを巻く女性がそこがまだヤンゴンであ…

混沌の中の笑顔(ヤンゴンあるき7)

その時は、一瞬にしてやってきた。とてものどかな景色が続いていて、駅に着く度にホームでくつろぐ人やモノを売る人たちをみていては、ぽやんとすごしていた。 そのとき。突然大きな袋と人がドサドサと入り込んできた。私達が眺めていた窓からもゴミ袋なみの…

ガタンゴトン(ヤンゴンあるき6)

ヤンゴン市内には環状線が走っている。ヤンゴン中心部の川沿いから空港のある北エリアまでぐるーっと回っていく約50kmの距離だそうが、3時間ちょいはかかる。今回は3分の2くらい乗って20円。一番観光客が来そうな中央駅から乗らず、ローカル駅から身振り手…

ワンダーランド(ヤンゴンあるき5)

狛犬、どどん。 入口にいらっしゃった方はひかえめ。 中はとても明るくて、みんな楽しそうにすごしている。 キンキラキンに、ドドン。これでおばーちゃんも来れます。 裸足で歩き、床に座り寝転がり思い思いにすごす。 気合いれておしゃれしてきた男子も撮影…

天国とあめちゃん(ヤンゴンあるき4)

シュエダゴン・パゴダに行った日は、独立記念日で祝日だったので多くの人々で賑わっていた。入口のポップでちょっとゆるい巨大な狛犬らしきものがいる入口から入ると、キラキラの金と鮮やかなグリーンの柱で眩しい室内。靴を脱いで歩みを進めるとエスカレー…

あるく視点(ヤンゴンあるき3)

知らない街ではまず歩く。目的地が決まっていても、電車はタクシーを使えば早いけれど歩く。街の感じや治安や人々を知るには歩くのが一番だし、どこに面白いものがあるかわからないからだ。今回も街でキラキラ輝くシュエダゴン・パゴダに向かうために、てく…

子供のときも今も

私は飛行機が怖い。ちょっとでも揺れるとすべての行動が止まるし、離着陸は毎度緊張している。同乗した友人には笑われ呆れられ驚かれることも珍しくないが、空港も好き、飛行機に乗ったときのワクワクもすき。そしてなんせ毎回忘れられるのだ、怖いことを。…

シュールで安全な闇(ヤンゴンあるき2)

ミャンマーは電気の供給が不十分で都市でも安定していないので、停電もよくあるとは聞いていた。それは初日の夜にすぐわかった。町が暗いのだ。店が閉まるのも早いようだ。ご飯食べるとこあるかな・・と心配しながら注意して町を歩いていると、薄暗い路上に…

アジアの3大パワー(ヤンゴンあるき1)

ヤンゴンのダウンタウンは変化の真っ最中だ。街中には日本の中古車が乗用車のみならず、空港内や市内を走るバス、電車、軽トラ、トラック、救急車に至るまで走っている。ボディに描かれた社名や広告、車内掲示はそのまま、バスのドアは外され穴をあけたりと…

お正月もやはり

さて、元旦。何をしていたかというと飛行機のチケットを取っていた。今回ネットでぽちっとやるタイプではなかったけれど、電話で無事入手。この10数年、年中移動と宿の手配と荷造りをしているが、元旦までやってしまうとは、なかなか好調な出だしだ。行き先…