ぼんやり

もっとさ、その場を全体にぼんやりながめるような目で包むようなとらえ方をやれないとだめなんじゃないの。


たいしたことない新情報を入れて、ふらふら迷っているくらいなら古臭いと言われようが、前々から気に入っていることをそのまま続けている方がいい。


人間が「日常的に1分という単位を意識する」なんてことをやっちゃあいけないよ。「ほんとに忙しい」なんてことが続くとしたらその仕事の方法か、仕事そのものかどっちが間違ってるんじゃねぇかと疑ってみた方がいいやね。


「アイデア」は空から降ってくるというよりは、書物や黒板や紙の中から「湧いてくるのを見つける」という方が近いような気がします。


糸井重里さん